★『発展クラス』カリキュラム詳細

第1回

1.       自己紹介（お名前、WSに参加した経緯など）。

2.       ウォーミングアップ（顔、肩、胸、など、呼吸発声に必要な身体の部位を起こします）。

3.       ステージ上で求められる『するべき何か』の認識。

◆第1回ミッション（解決すべき演技課題）START！◆

～初期の「場所」のセッション（「どこで・誰が・何を」のフォーカスの確立、現れる場所、平面図と舞台区分を使った場所、平面図を使った場所など）～

『初期の「場所」のセッション』では、➊私達は何を基準に場所を認識しているのか。➋関係性は？➌演技者（プレイヤー）の作業（プレイ）とは何か、という話し合いから始まり、簡単な場所の扱い（伝え）方、平面図と舞台区分の理解、平面図を使った『どこで・誰が・何を』の伝え方を体験しながら"自分として物語を生きる"ための理解を深めます。

第2回

ウォーミングアップ。

◆第2回ミッションSTART！◆

～初期の「場所」のセッション（場所のゲーム）～

～シーン背景のエクササイズ（「どこで」を伝えるシーンの背景、「何を」を伝えるシーンの背景）～

『「どの」部屋から来て「どの」部屋に行くのか』『たった今いた場所でしたこと、またはこれから入る場所ですること』を伝えるための演技レッスン。

～場所のセッションの追加（場所を援助するなど）～

『～初期の「場所の」セッション～』で体験した演技スキルを高めるための追加レッスン。

第3回

ウォーミングアップ。

◆第3回ミッションSTART！◆

～場所のセッションの追加（場所をじゃまする、場所のじゃまと援助、隣接環境にある物を見つけるなど）～

第4回

ウォーミングアップ。

◆第4回ミッションSTART！◆

～場所のセッションの追加（場所と無関係な作業、いま何時？A、B、C）～

第5回

ウォーミングアップ。

◆第5回ミッションSTART！◆

～「誰が」のエクササイズ（ノックは誰？A、B、「誰が」のゲーム、「どこで」と「何を」を足した「誰が」のゲーム）～

「誰が（関係性）」を伝えるためのウォームアップで用いられる演技レッスンです。

～環境との関わり（天気のエクササイズⅠなど）～

環境との関りからシーン（ステージ上の取り組み）を展開させ、また、事前に考えることなく、観客に環境（天気、天候、場所など）を伝えるための演技レッスンを行います。

第6回

ウォーミングアップ。

◆第6回ミッションSTART！◆

～環境との関わり（天気のエクササイズⅡ、天気のエクササイズⅢ、広域環境を探る、場所の為の素早い選択、平面図の入れ替えなど）～

第７回

ウォーミングアップ。

◆第7回ミッションSTART！◆

～環境との関わり（隣接環境との関わり、３つの物で場所を伝える）～

～ジブリッシュ（ジブリッシュの導入、ジブリッシュによる実演など）～

対話と動作は相互に依存すべきものであり、動作が対話を生み、動作が対話を生みます。『ジブリッシュ（シンボル抜きの言葉。音）』では、"言葉の意味"、つまり"説明"に頼った歪な表現からの脱却を図り、"表情豊かなコミュニケーション能力（身体言語）"を身につけます。

第8回

ウォーミングアップ。

◆第8回ミッションSTART！◆

～ジブリッシュ（過去の出来事のジブリッシュ、ジブリッシュで教える、ジブリッシュと日本語、ジブリッシュ通訳など）～

第9回

ウォーミングアップ。

◆第9回ミッションSTART！◆

～ジブリッシュ（ジブリッシュによる場所のゲーム、ジブリッシュを使った場所、外国語のジブリッシュB、A、ジブリッシュによるギブアンドテイクA、B、C、D）～

第10回

ウォーミングアップ。

◆第10回ミッションSTART！◆

～場所のリアリティを強めるためのエクササイズ（場所の言語化A、B、自分の知らないシーン背景、過去と未来のシーン背景など）～

『場所のリアリティを高めるエクササイズ』では、ステージ上のリアルの中で、環境との関わりから自分の居場所を見つけ、また、より自然に（ひとりの人間として）物語に生きる術を身につけます。適切に課題が解決されたなら、シーンには濃厚な空気が流れ、キャラクター（役柄）は驚くほどの真実味を持ち、パートナーとの深い関係性が見て取れるようになります。

➊物語の中で生きたい。➋本当の意味での"演技プラン"を知りたい。➌キャラクター（人物）の背景をお客様に伝えたい方のための演技レッスンです。

第11回

ウォーミングアップ。

◆第11回ミッションSTART！◆

～場所のリアリティを強めるためのエクササイズ（現在のシーン背景、対位法による議論Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、没頭Aなど）～

第12回

ウォーミングアップ。

◆第12回ミッションSTART！◆

～場所のリアリティを強めるためのエクササイズ（始めと終わり、思いを馳せる）～

～『発展クラス』まとめ～

「どこで・誰が・何を」に加え、どこで何をしてきたのか（していたのか）、シーン中の問題、どこに何をしに行くのか、時間、天候など、『発展クラス』で学んだ演技スキルを自分の意志で選択し、シーンを展開させて（"自分として物語を生きて"）みます。『発展クラス』総集編！