
【終了しました】『意識を研ぎ澄ませる!【中級クラス】』4/22(日)
-2.jpg)
シャドー
ミッション:「どこで・誰が・何を」。
概要:4人で「どこで・誰が・何を」を合意で決め、2つのサブチームに分かれる。このゲームは、一方のチームがもう一方のチームの影となり、自分が影を務めるプレイヤーに言葉をかけ続ける。ただし影は常に自分のプレイヤーに寄り添って静かに話し、相手のプレイヤーとその影に聞こえないようにする事。サブチームAがシーンを演じ、サブチームBが影となる。例えば寝室で夫婦が外出の身支度をしている。サブチームAがシーンを演ずる間、サブチームBの1人が夫の影となり、もう1人が妻の影となる。
夫の影「どうしてあいつはいつも鏡を独り占めするんだ?」「あいつの左頬にある茶色いシミが見えるか?」「おいおいおいおい、ズボンのチャック空いてるよ。上げてやったらどうだ?」
妻の影「あんなネクタイはさせないわ」「ああ、壁のお母さんの写真、ずれてる」など。
場所の言語化
パートⅠ
ミッション:「場所」を維持したまま、そこで起こる取り組みや目に映ること、問題などをすぐに言葉に表す事。
概要:2人以上で、プレイヤーは「どこで・誰が・何を」を合意で決めてステージに静かに座る。プレイヤーは座ったままで「どこで」で起こる全ての行動と他のプレイヤーとの関わりを言葉でナレーションし、仲間のナレーションはしない事。会話が必要な時はナレーションを中断して相手のプレイヤーに直接話しかける。ナレーションによる説明は、全て現在進行形で行うこと。例えば、
プレイヤー1「(私は)赤と白のエプロンを腰に巻き、テーブルの上にある布の表紙の料理の本にを伸ばす。(私は)テーブルについて本を開く。(私は)クッキーのページを開き、レシピを探しながら光沢のある白いページにさっと目を通す。『クッキーで良い?』。(私は)本を置いて立ち上がり、大きなボールを探しに食器棚に行く」
プレイヤー2「(私は)スクリーンドアを開けてキッチンに駆け込む。『私も作る』」など。
パートⅡ
ミッション:パートⅠで作った物的リアリティを維持する事。
概要:同じペアで行う。パートⅠで(座っている時に自分に働きかけてきた)フォーカスを理解したプレイヤーが、たった今説明した作業を実際に動いて演じてみる。今度は行動を言葉で説明せず、会話が必要な時だけ話す事にする。
吹き替え
ミッション:別々のプレイヤーの声と身体が一体となり、完全に1人の人間となってフォローザフォロアーをすること。
概要:4人グループで「どこで・誰が・何を」を決め、ステージ上で動作を演じるサブチームAと声を吹き替えるサブチームBに分かれる。声を担当するプレイヤーはステージがよく見える位置に座り、ステージ上の作業を対話に反映していく。動作を演じるプレイヤーは、声を出さずに唇だけを動かしてフォローザフォロアーをする。暫くしたら声と身体を交代し、同じ「どこで・誰が・何を」を続けるか、新たな設定を決めて始める。
1人シャドー
ミッション:無言で自分の影をする事。
概要:何人でも。メンバーで「どこで・誰が・何を」を合意で決めてシーンを演じる。各自仲間のプレイヤーと会話を続けながら、声に出さずに自分の影をする。しばしば明らかな客観性が得られる。
など。