★★★受付中!『意識を研ぎ澄ませる!【中級クラス】』5/6(日)★★★

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『意識を研ぎ澄ませる!【中級クラス】』5月6日(日)19:00~22:00

~“個人として物語を生きる”ための総集編!基礎演技スキルに磨きをかけませんか?~

『意識を研ぎ澄ませる』では、「見ること」「聴くこと」「感じること」など、“物語に生きる”ために必要な基礎演技スキルの精度を高める演技レッスンを行います。“個人として物語を生きる”ための総集編です!

 

●意識を研ぎ澄ませる●

~ステップ4~

【一連のストーリー作りのゲーム】

ストーリーを積み上げる

ミッション:発せられている言葉に全身で注意を向ける事。

概要

パートⅠ:サイドコーチとプレイヤーが輪になって座り、コーチに指名されたプレイヤーがストーリーを始める。コーチはストーリーの途中で好きな時に別のプレイヤーを無作為に選んで指す。指されたプレイヤーは言葉の途中であっても、最初のプレイヤーが終えた時点から先を続けなければならない。全員が参加してストーリーに終わりが付くまで続ける。

パートⅡ:全体を2チームに分ける。語り手チームは観客の方を向いて横一列に並んで座る。サイドコーチはプレイヤーの方を向いて観客の前に座る。サイドコーチの指示で、下手のプレイヤーからストーリーを始める。最初は1人につき単語をひとつだけ言っていく。ストーリーが仲間の間を流れるように上手まで進んだら、再び下手のプレイヤーに戻る。全員が単語を言って文章が2つくらいまで完成したら、次は「1人が文章をひとつ言って!」と指示してストーリーを続ける。プレイヤー全員が文章をひとつずつ言い終えたら、次は「文章の途中まで!」と指示する。そして次は「単語の途中まで!」と指示する。ストーリーが大きく展開してきたら、最後にコーチは「身体化して!」と指示する。ここからはプレイヤーがその場で立って、自分の語り部分に動作をつけて表現していく。ゲームはストーリーに終わりが付くまで続く。

 

対位法による議論

パートⅠ

ミッション:特定の話題を踏み切り板にして、思考の飛躍を追求すること。

概要:2人で旅行、戦争と平和、癖、健康など議論のテーマを決め、椅子に座って向かい合う。間にテーブルを置いてもいい。サイドコーチの合図で、両者が同時に相手に向かって話し始める。各プレイヤーはテーマそのものを言葉にすることなく(また「それ」と言い換えることもせず)テーマから考えを発展させていく。テーマから沸き起こるひとつひとつの考えを次の思考への踏み台(または梯子の段)として利用しながら、思考の飛躍を真剣に追求していくのだ。「えーと」や「うーん」と口ごもったり、「私」、「あなた」という言葉を使ったり、あるいは相手の考えを繰り返したり、どんなふうであろうと相手に反応してしまった場合はポイントが加算される。制限時間は1分。点の少ない方が勝ちとなる。

パートⅡ

ミッション:テーマから沸き起こる思考を展開させながら、発展し続ける自分の思考の飛躍を相手に使わせること。

概要:同じテーマを続ける。2人がテーマから沸き起こる考えを同時に話しながら、それぞれの思考を追求する。そして互いに自分の考えを相手に使わせるようにする。相手の考えを使うたびに1点が加算される。自分の考えを使わせるためにお互いを引っかけるのではなく、単に頭に浮かぶ考えが「勝ち」をもたらすのに任せる。パートⅡのあとですぐに同じ2人でパートⅢに進む。

パートⅢ

ミッション:テーマから沸き起こる思考の飛躍を追求すると同時に、相手が展開する考えを取り込んでいくこと。

概要:パートⅠ、Ⅱと同じテーマを使い、同じようにプレイヤーが同時に話しながら沸き起こる考えを発展させ、相手が発展させている考えや言葉を聞き、取り込み、その上に積み上げていく。時間無制限。

 

とりとめのない話A

ミッション:でたらめに話しかけることで相手がやり終えようとしている作業を妨害する事。

概要:2人で「どこで・誰が・何を」を合意で決める。一方がおしゃべり好きで話を止めず、途中で作業が変わったり、話が脱線したりするため、もう1人が作業を最後まで終えることができない。両方がおしゃべり役をできるように交代する。プレイヤーが望むなら交代のときに「どこで・誰が・何を」を変えてもいい。

例1:「誰が」~おしゃべりな客と店員、「どこで」~デパート、「何を」~おしゃべりな客が妻へのプレゼントを買いに来る。店員は何かを買わせようとするのだが、客の話が脱線し続ける。

例2:「誰が」~おしゃべりな看護助手と見舞客、「どこで」~病院の受付、「何を」~見舞客がエレベーターの使用許可をもらおうとそばに立っている間、看護助手は、電話に出たり他の見舞客に病院の案内を指示したりする。

 

とりとめのない話B

ミッション:Aは2人に同じように等しく反応する事。BとCは、Aとだけ関わる事。

概要:3人で「どこで・誰が・何を」を合意で決める。1人(A)が中央に立つ。BとCはそれぞれ、自分の考えと作業のどちらか、あるいは両方に夢中になっている。2人はお互いを完全に無視して、中央にいるAだけに意見やアドバイスなどを求めに行く。(中央にいる)Aは、BとCの両方に等しく注意を向けなければならない。

例:「どこで」~居間、「誰が」~招待主と2人の客、「何を」~訪問。客Bが家族のアルバムを見ながら、招待主Aに感想を述べたり質問したりする。客Cは共通の友人との問題を相談する。

など。


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