【終了しました】『観客の視点を手に入れる!【中級クラス】』2/25(日)

【終了しました】『観客の視点を手に入れる!【中級クラス】』2/25(日)

『観客の視点を手に入れる!【中級クラス】』2月25日(日)19:00~22:00

~視野、狭くなっていませんか?~

観客の視点を手に入れる!『中級クラス』では、演じながら《舞台構図(観客の視点)》を捉え、ステージ上で自然な動きを手に入れるための演技レッスンを行います。"物語を生きる"ところから、より専門的な演劇世界へ!ENJOY!

 

●非演出的ブロッキング●

~ステップ1~

【エクササイズ】

2つのシーンのギブアンドテイクD.コーチなしで行う

ミッション:細かいサイドコーチなしで譲り合い、取り合う事。

概要:サイドコーチの助けなしで、サブチームが状況に応じて互いにフォーカスを譲り合い、そして取り合う。

集合と分散

ミッション:出来事(シーン)のフォーカスをやり取りする事。

概要:4人、6人、または8人のチームで「どこで・誰が・何を」を決め、近い関係にある2人1組のサブチームに分かれる。例:「場所」〜パーティ、「誰が」〜ゲスト、「何を」〜食事など。プレイ中、サブチームは「ギブアンドテイク」のようにフォーカスをやり取りする。シーンの途中でサイドコーチが感覚を置いて「集合!」と合図をするので、プレイヤーはそのつど全員1カ所に集まって同じ作業をする。例えば、バイキングテーブルにきて料理を取ったりするのだ。次にサイドコーチの「わかれて!」という合図で新たなパートナーと組んでサブチームに分かれ、ギブアンドテイクを続ける。コーチはサブチームが最初のペアに戻るまで「集合!」、「わかれて!」の合図を続ける。

など。

一匹狼

ミッション:シーンのフォーカスをやり取りする事。

概要:これは「集合と分散」のヴァリエーションだが、サブチームのひとつは1人になる。つまり、5人グループであれば、サブチームは2人、2人、1人になり、3人であれば、サブチームは2人と1人になる。

 全員で病院の待合室、バスターミナル、ホテルのロビー、図書館など大勢の人がいる状況を「どこで」として合意で決める。次にサブチームに分かれてそれぞれ「誰が・何を」を決める。

 例:「どこで」~新聞社のオフィス、「誰が」~サブチームAは2人の新聞記者、サブチームBは編集者とカメラマン、サブチームCは雑用係。

 「わかれて」の合図がかかるたびに、新たなシングルプレイヤー(一匹狼)が生まれ、一緒に作業するパートナーを待たずにフォーカスを取るという課題を与えられる。

立ち位置の入れ替え

ミッション:仲間のプレイヤーとの繋がり。

概要:4~8人チームで「どこで・誰が・何を」を合意で決め、さらに2人1組のサブチームに分かれる。各サブチームのプレイヤーをそれぞれ1番2番とする。シーンが始まり、サイドコーチが「1!」と合図したら、各サブチームの1番は立ち位置を移動し、2番が今まで1番がいた位置に移動する。「2!」と合図したら2番が先に移動して、1番がそれまで2番がいた位置に移動する。動きがスムーズになるまで合図を続ける。慣れたらどちらのプレイヤーが先に移動しても良く、相手がそれに対応しなければならない。全ての動きは「どこで・誰が・何を」に組み込まれている事。

など。