【終了しました】『意識を研ぎ澄ませる!【中級クラス】』4/1(日)

【終了しました】『意識を研ぎ澄ませる!【中級クラス】』4/1(日)

『意識を研ぎ澄ませる!【中級クラス】』4月1日(日)19:00~22:00

~“個人として物語を生きるための総集編!基礎演技スキルに磨きをかけませんか?~

『意識を研ぎ澄ませる』では、「見ること」「聴くこと」「感じること」など、“物語に生きる”ために必要な基礎演技スキルの精度を高める演技レッスンを行います。“個人として物語を生きる”ための総集編です!

 

●意識を研ぎ澄ませる●

~ステップ1~

【聴くこと】

《アップ》スペースウォークⅠ:探索

ミッション:全身で空間を感じる事。

概要:全員同時に行う個人作業。プレイヤーは空間を未知の物質として身体で探りながら歩く。

《アップ》スペースウォークⅡ:サポートを感じる

ミッション:サイドコーチに従って空間に支えてもらったり、自分の力だけで自分を支えたりする事。

概要:サイドコーチを素直に受け入れながら、空間物質の中を歩く。

《アップ》スペースシェイプパートⅠ・Ⅱ

ミッション:空間物質が物体としての形を形成していくのに任せる事。

概要パートⅠ:全員同時に行う個人作業。空間物質で遊びながら、それが自然に形を成すのに任せ、何でも取り出してみる。

概要パートⅡ:周りの空間物質を、空間全体から切り離せないものとして各自で引っ張る。

ベーシック・ブラインド

ミッション:目隠しをしたまま、見えているかのように空間を歩く事。

概要:2人以上で、目隠しした状態で、本物の小道具、セットピース、そして電話も使って行う。メンバーは「どこで・誰が・何を」を合意で決める。「何を」は例えばパーティーなど、相手にいろいろな物を手渡すものにする。プレイヤーは、目が見えているかのようにステージを移動しなければならない。「見えていないこと」が絶対条件のシーン(目の不自由な人や暗い部屋など)は使ってはいけない。

上級生徒のためのブラインドゲームA

概要:「ベーシック・ブラインド」と同じように行うが、プレイヤーは作業に移る前に、これから何をするかを言葉で言わなければならない。例えば「キャンディでも食べようかな」と明言してから、キャンディを探さなければならない。

上級生徒のためのブラインドゲームB

ミッション:平面図に書かれた物全てを使うことと、観客とシェアする事。

概要:このエクササイズは、観客を再びゲームに招き入れる。2人以上で合意で決めて、観客に平面図を提示する。絵の代わりに文字を使って「どこで・誰が・何を」をはっきり見えるように大きく書く。次に、プレイヤーが目隠しをして何も置かれていないステージに集まる。彼らは平面図に書かれた物を全て使って、まるで見えているかのようにプレイを続けて観客とシェアしなければならない。観客と密接な一体感を得る事ができた演技者は、場所からそれても自分で気づくだろう。

 

~ステップ2~

【目を合わせるのではなく見ること】

感情の鏡

ミッション:感情を反射する事。

概要:4人1組のチームを更に2人のサブチームAとBに分ける。やり方は簡単な作業を反射する事に重点を置いた「チームのフォローザフォロアー」と全く同じだが、ここでは相手チームの感情を反射するように努めなければならない。一方のチームがリードし、もう一方が感情を反射する。しばらくしたら「交代!」と合図をし、そこからはチーム同士でフォローザフォロアーをしていく。

「どこで・誰が・何を」を相談する際には、2人の間に親密で近い関係の雰囲気を出すため、あまり動き回る必要のない物にする事(例:ドライブインシアターにいる恋人、夜遅くに家計について話し合っている夫婦など)。これは関係をより複雑にするエクササイズなので、動きすぎるとエクササイズのフォーカスを壊してしまう。

など。