
【終了しました】10/29(日)【シアターゲームを使った俳優訓練の会】(基礎編)

2017年10月29日(日)19:00~22:00
お申し込みは下部フォームより♪
《内容(※進捗により異なる可能性あり)》
「前回参加者」▼
・表情筋の筋トレ及びアップ(表情筋、肩、胸、背中、股関節)
・呼吸初歩。
「初参加の方」▼
・シアターゲーム誕生の歴史と特徴の説明。
・フォーカスの詳細及びゲームの注意事項説明。
★GAME★【場所のリアリティを強める為のエクササイズ】
「色を足して説明する」
ミッション:話を聞きながら色をいっぱいに使って出来事を見る事。
概要:2人1組で行う。AがBに簡単な話をする(短い文章に収める事)。次にBがAの話を聞きながらイメージした色を全て盛り込んで同じ話を繰り返す。例えば…
プレイヤーA「道を歩いていたら校舎の前で車とトラックの事故を見ました」
プレイヤーB「灰色の道を歩いていたら、赤い煉瓦の学校の前で緑の車と白のトラックの事故を見ました」
※語り手から目を反らしてはいけない。※色を他の感覚(感触、匂い、音、形)と入れ替えてみても良い。
こんな人にオススメ!:ステージ上で生きる為の準備体操に。
「場所の言語化」
■パートA
ミッション:「場所」を維持したまま、そこで起こる取り組みや目に映る事、関係などを全て言葉で表す事。
概要:2人以上で、プレイヤーは「誰が、どこで、何を」(時間、天気、シーン背景等)を合意で決めてステージに静かに座る。プレイヤーは座ったままで「どこで」で起こる全ての行動と他のプレイヤーとの関わりを言葉でナレーションしながら、シーンを最後まで終える。プレイヤーは自分の事だけをナレーションし、仲間の行動はナレーションしない事(行動以外、例えば服装、色、埃が付いている等の説明はオーケー)。会話が必要な時はナレーションを中断して相手のプレイヤーに直接話しかける。ナレーションによる説明は全て現在形で行う事。例えば…
プレイヤーA「(私は)赤と白のエプロンを腰に巻き、テーブルの上にある白いテーブルクロスに白いお皿。緑のブロッコリーが載っている表紙の料理の本に手を伸ばす。テーブルについて本を開く。生姜焼きのページを開き、レシピを探しながら光沢のある白いページに目を通す」うん。これがいいな。「本を置いて立ち上がり、ベコベコのシルバーの冷蔵庫に指をかける」
プレイヤーB「(私は)横開きの木製ドアを開けてリビングに駆け込む。ドアを強く閉めすぎる」ごめん。手伝おうか?など。
こんな人にオススメ!:【演技プラン】とは?お困りのあなたに!
■パートB
ミッション:「場所の言語化A」で作った物的リアリティを維持する事。
概要:同じペアで行う。パートAで(座っている時に自分に働きかけてきた)フォーカスを理解したプレイヤーが、たった今説明した作業を実際に動いて演じてみる。今度は行動を言葉にせず、会話が必要な時だけ話す事にする。
こんな人にオススメ!:リアリティを、ぐんっと上げたいあなたに!
「『どこで』を伝えるシーン背景」
ミッション:「どの」部屋から来て、「どの」部屋に行くのかを見せる(伝える)事。
概要:1人で行う。プレイヤーは登場から退場までステージを移動しながら、どの部屋から来て、どの部屋に行くのかを伝える。シーン背景を伝える以外の行動はしてはいけない。
こんな人にオススメ!:シーン前後の「場所」を伝える簡単な技術を学びたい方。
「『何を』を伝えるシーン背景」
ミッション:たった今いた場所でした事、またはこれから入る場所でする事を伝える事。
概要:1人で行う。プレイヤーは登場から退場までステージを移動しながら、登場直前に何をしたのか、または退場直後に何をするのかを伝える。言葉や不必要な作業は使わない事。
こんな人にオススメ!:シーン前後の「行動(アクション)」を伝える簡単な技術を学びたい方。
「自分の知らないシーン背景」
ミッション:シーン背景にフォーカスし続ける事。
概要:2人で簡単な「どこで、誰が、何を」(時間、季節、天気)を合意で決める。まずAが1人でシーンを始める。次にBが今までどこにいて何をしてきたのかを決めて後から登場する。BはAに、どこで、何をしていたのかを言葉による説明ではなく身体で伝え、Aがそれを見つける。例えば…「どこで」~バイキング形式の焼肉食べ放題「誰が」~夫婦「何を」~妻が食べ物を選んでいる。~シーンは妻が食べ物を選んでいるところから始まる。夫が非常に満足そうな顔をして登場。ダウンの臭いをかぎ、軽く叩いてから自分の席にかけ、テーブルの上に車の鍵を置く。カバンから手帳を取り出してスケジュールを書き込み、妻に近づく。妻は夫が登場前に「どこにいて何をしていたのか」に関わりながら行動(取り組み)を始める~
こんな人にオススメ!:ステージ上でシーン背景(どこで何をして来たのか)を伝える為の訓練。
「過去と未来のシーン背景」
ミッション:シーンの背景で起こった事、またはこれから起こる事を伝える事。
概要:2人で「どこで、誰が、何を」(時間、季節、天気)を合意で決め、さらに登場する前に2人で一緒にした事、または退場後に一緒にする事をシーンの背景として決める。プレイヤーは2人の間のシーン背景にフォーカスしながらも、ステージ上の「どこで、誰が、何を」と取り組む事に全神経を注ぐ。ゲームはシーン背景が明らかになった時点で終わる。例えば…葬式後、某かの打ち上げに向かう前、等。
こんな人にオススメ!:共同で観客に【伝える】シーン背景(どこで何をしてきたのかorどこに何をしに行くのか)を伝える為の訓練。