
【終了しました】7/30【シアターゲームを使った俳優訓練の会】(基礎編)

2017年7月30日(日)19:00~22:00
《内容(※進捗により異なる可能性あり)》
「前回参加者」▼
・表情筋の筋トレ及びアップ(表情筋、肩、胸、背中、股関節)
・呼吸初歩
「初参加の方」▼
・シアターゲーム誕生の歴史と特徴の説明。
・フォーカスの認識。
・フォーカスの詳細及びゲームの注意事項説明。
★GAME★【身体を使った基本的な取り組み訓練】
「スペースウォークⅠ:探索」
ミッション:全身で空間を感じる事。
概要:全員同時の個人作業。プレイヤーは空間を未知の物質として身体で探りながら歩く。
こんな人にオススメ!:空間を捉え感じる為のきっかけを掴みたい方。
「スペースウォークⅡ:サポートを感じる」
ミッション:サイドコーチに従い空間に支えてもらったり、自分の力だけで自分を支えたりする事。
概要:サイドコーチを素直に受け入れながら空間物質の中を歩く。
こんな人にオススメ!:立ち姿、歩き姿に広がりを見せたい方。
「手を使った空間物質の導入Ⅰ・Ⅱ」
ミッション:手の平の間にある空間物質を感じる事。
概要Ⅰ:チームで行う個人作業。全体をプレイヤーと観客の2チームに分ける。最初のチームは各自で両手の手の平を向かい合わせにして立ち、手の平の間にある空間物質にフォーカスする。手の平の間にある物体を感じ、遊ぶ。
概要Ⅱ:2人1組で60~90cm離れて向かい合って立ち、両手をお椀の形にして相手の手と向かい合わせる。4つの手の平の間にある空間物質にフォーカスし、サイドコーチに従って手を動かす。
こんな人にオススメ!:空間物質を現実の物として捉えてみたい方。
「スペースシェイプⅠ・Ⅱ」
ミッション:空間物質が物体としての形を形成していくのに任せる事。
概要Ⅰ:全員同時の個人作業。空間物質で遊びながら、それが自然に形になるのに任せ、何でも取り出してみる。
概要Ⅱ:周りの空間物質を空間全体から切り離せないものとして各自で引っ張る。
こんな人にオススメ!:空間物質の扱いを通して「体験」するきっかけを掴みたい方。
「グループで行うスペースシェイプⅠ・Ⅱ」
ミッション:プレイヤー同士の間にある空間物質が物体としての形を形成していくのに任せる事。
概要Ⅰ:2人以上で空間物質が生物、無生物を問わず自然に形を形成するのに任せ、現れたらその物体と遊びながらお互いの間に維持する。
概要Ⅱ:空間物質を引っ張ったり、物質の一部を空間に固定してブランコにしたり、物体に自分たちを引っ張らせたり、お互いに巻きつけたりする。
こんな人にオススメ!:直観に身を委ねる感覚を掴みたい方。
「物体のトランスフォーメーション」
ミッション:全身の動きとエネルギーを使って空間物質でできた物体を変化、変容させる事。
概要:大きなグループで輪になって立つ。最初のプレイヤーが空間物質が形になるのを任せて物を作りだして隣のプレイヤーに渡す。渡されたプレイヤーはそれを使って形が変わるまで遊び、変わったら次のプレイヤーに渡す。
こんな人にオススメ!:直観への(筋書芝居脱却の為の)一歩を踏み出したい方。
「スペースウォークⅢ:触り触られる/見て見られる」
ミッション:サイドコーチの言葉に従う事。
概要:(スペースウォークⅠとほぼ同様)
こんな人にオススメ!:本当の意味で見る事、見られる事、触る事、触られる事を体験したい方。
「ノーモーション・ウォームアップ」
ミッション:動作と動作の間にある静止した瞬間を捉える。
概要:全員同時の個人作業。初めに指をたたんだり広げたりさせながらノーモーションにフォーカスを向ける。静止画のパラパラ漫画のイメージを使い、指をたたんだり広げたりする事でできる空間に残像を見て静止を感じる。慣れてきたら目を離し静止だけを感じる。静止の感覚を掴んだら同じやり方で身体の各部位を感じ、全身のノーモーションにフォーカスを向けながら歩いたり座ったりをしてみる。
こんな人にオススメ!:身体を【捉える】事が苦手な方。役柄の【身体化】に興味がある方。